第50回衆院選に当社の県産杉合板ポスター掲示板

 第50回衆議院議員総選挙(10月15日公示、27日投開票)の選挙ポスター掲示板が設置されました。今回の総選挙では県内4,094ヶ所に設置され、秋田市をはじめ各市町村に設置されるポスター掲示板には当社の秋田県産杉合板が使用されています。
 県産杉合板の掲示板は雨風に耐えられる強度を持ち、画鋲とシールの両方によってしっかりと掲示することができ、候補者の訴えや思いを有権者に伝える役目を果たします。

秋田市役所の掲示板

 掲示板の裏面でJAS規格の品質を満たすことを保証するJAS(日本農林規格)マークと秋田県産材の使用基準を満たした製品に貼られる認定シールを見ることができます。
 森林県秋田県の人工林の大多数を占める秋田杉はおよそ50%が50年生を超えて、本格的な利用期を迎えていて森林資源を活かすため主伐と再造林の推進が強く求められています。掲示板に「地域材」である秋田杉を利用していくことは、森林資源の循環利用が進み、地球温暖化防止に大きく貢献でき、県内の林業・木材産業の成長産業化にもつながります。

掲示板の裏側で確認できるJAS(日本農林規格)マークと認定シール

 掲示板のサイズは縦約90cm、横は約2m30cmで秋田市では569カ所に設置されます。使用後の掲示板は各自治体でゴミ箱など別の資材として再利用され、最終的には当社でバイオマス発電の燃料となって新たな合板を作るためのエネルギーになります。木材を様々な形で段階的に利用していく「カスケード利用」はCO2を長期間にわたり固定できるため、CO2など温室効果ガスの削減に大きく貢献することができます。

山王第一街区公園
(県庁第二庁舎南側)
八橋多目的グラウンド
千秋公園お堀
けやき通り沿い

 近年頻発している集中豪雨や地震などによる激甚化する災害、物価高騰や少子化など対策すべき課題は国内に山積しています。国外に目を向けるとロシア・ウクライナ、イスラエル・ガザで続く戦争による国際の平和と安全に対する脅威が高まっています。このような情勢にあって今回の選挙は日本の将来の方向性を決める重要な選択となります。
 県内各地の秋田県産杉合板の掲示板が各候補者の考えや投票日もお知らせしていますので、掲示板を通して選挙への関心や投票率が高まることを期待しております。

 当社は「森林・林業基本計画」で策定された合板用材の国産材利用量年間700万立方メートルの目標を目指して「GO(合板)!700!」をキャッチフレーズに掲げて、国産材の利用を促進するため合板の活用方法を追求しています。また国産材合板をはじめとする伐採木材製品「HWP(Harvested Wood Products)」の持つ炭素貯蔵力は2050年カーボンニュートラルの実現、脱炭素社会の実現に大きく貢献できます。
 当社は、国産材合板の活用方法を追求しながら、林業・木材産業を成長させ、持続可能な社会の実現に向けて地球環境の保護と地域への貢献を果たしてまいります。

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